迂回

以前起きた東武伊勢崎線竹ノ塚駅の踏切事故の対策として、陸橋を建設することになったようだ。あの事故の後、マスコミはいろんなことを報じたが、何故あの開かずの踏切がずっとそのままにされてきたのかについて触れた報道はあったんだろうか。少なくともblogではあった。
自分が時々使う私鉄のある駅、以前から、今ある改札の反対側に改札を作ったほうが便利なんじゃないかなと思っていた。特に、駅からすぐのところに大きな施設があって、そこを使う人が多いのだが、その施設は改札の反対側。つまり、反対側にも改札があったほうが便利なはず。ところが、実際にはいったん今の改札を出て、そんなに幅があるわけでもない一方通行の道路をぐるっと回って踏切を渡らないと目的地にはたどり着けない。
何故新しく改札を作れないのか?最近になって、その理由をようやく知った。ある人曰く、商店街が反対なんだとか。反対側に改札を作られると商売にならない…てことらしい。大人の事情ってやつだな。ついでに言えば、よくあることということでもあろう。
竹ノ塚の事故について今ごろ(今更)触れたのは何故かというと、尼崎の事故があったからだし、その報じられ方に強い違和感を感じているからに他ならない。この違和感については時期がくれば書いてしまうかもしれない。今は、被害に遭われた方々にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。