第1戦 ヘレス

今年もロッシとセテの一騎打ちを予感させる第1戦だった。二人のランデブー走行に、他の誰もついてこれない。
圧巻だったのはラストラップ。とにかくすごいバトル、実際に接触までするという強烈な争いの末に、ロッシが開幕戦5連勝となった。いやぁ、いいもの見せてもらいました。特にラストコーナーでのロッシの足ブレーキとか。セテはだいぶ怒っていたみたいで、プロレス的にはいいアングルになるのではないかと興味本位の部外者は思ってみたりする。
最後のインタビューも、ロッシが「セテは怒っているかもしれないけど、これがレースだ」と言えば、セテは「彼のレースの仕方については私たちに何も言うことはない。私たちは挑戦しつづけるのみだ」と言うのもなかなか。シーズン中、どちらかが脱落しないことを強く望む。
しかし、MotoGPは2回分の放送をまとめてDVDに焼いてから視聴することになるので、感想を書き込むタイミングが完璧にずれてしまうことになるのだが、どうせ見ている人もいないだろうから、まぁいいか。