大魔神怒る

google様から。

米グーグルが初の意見書 総務省の通信政策に

 米インターネット検索大手グーグルが総務省に対し、通信業界の競争政策に関する意見書を初めて提出したことが、同省が15日公表した意見募集の結果で分かった。
 意見書は、インターネット上の特定の大容量のコンテンツ(情報の内容)について、通信事業者が通信速度を制限するなどして配信事業者や利用者を差別することがないよう求める内容。グーグルは米政府にも同様の要請をしている。
 日本でもインターネットを通じた映像配信の普及に伴い、ネット上を流れる情報量が急増。通信事業者やネット接続業者は、一部の映像配信事業者がネットワークの品質に影響を与え、大多数の利用者の利便性を低下させている、と批判を強めている。
共同通信) - 5月15日21時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000222-kyodo-bus_all

総務省のサイトのオリジナルはこちらかな。英語は読めないのでパス。
それにしても、「通信事業者やネット接続業者は、一部の映像配信事業者がネットワークの品質に影響を与え、大多数の利用者の利便性を低下させている、と批判を強めている。」ってちょっとどうかと思う。niftywinnyに対する規制だって、個人的には関係ない話だからいいと思っていたが、これが他にも影響するようになるのなら問題だろうと思う。大容量のブロードバンドコンテンツを餌に光ファイバを引かせておいて、後からトラフィックを規制するとは。
この手の規制は、現象的な問題ではなく、それ以前に理論的・理念的な問題であるような気がする。ふと、マルチン・ニーメラー牧師の言葉を想起してしまった。