カラヤン・ベルリンフィルのモーツァルト

4月30日に買ったCD2枚組み。内容はアイネ・クライネ・ナハトムジーク、ディヴェルティメント、アダージョとフーガ。
去年の年末に、訳も分からずモーツァルト生誕250年に乗せられて買った詰め合わせの10枚ものは、何曲か聴いてみたのだが、どうもピンとこない。聴き始めは「あぁ、これね。フムフム。」とか思うのだが、すぐに飽きて、なかなか最後まで聞いていられない。
それなら、名の通った演奏家だとどうなるのかというテストでもある。
そういえば、モーツァルトはあんまり聞かないなぁ。聞くほうではなくても、ソナチネアルバム(1)に収録されているK545のソナチネのさわり(楽譜にして1ページ分)なら、なんとか弾ける程度。トルコマーチは、オクターブがうまく押さえられないのでダメ。ということで、演奏という面からもあまり馴染みがない。
で、カラヤンベルリンフィルの演奏は、最後までちゃんと聞けた。名前によるプラシーボ効果か?でも、アンサンブルとか、表現とか、ちゃんとしていて、10枚もの詰め合わせの演奏よりもクォリティは高いような気がする。てことは、例の10枚もの詰め合わせは「安物買いの銭失い」ってことかなぁ。まぁちょっとした授業料を払ったということにしよう。