第9戦 ドニントン・パーク

雨のレースだ。雨のレースは好きじゃない。コンディションが悪いと、厳しい走りがなかなか見られない。転倒も多いし、手に汗を握るという展開にならないことが多いと感じている。
ところで、ドニントン・パークというサーキットは、その昔TOCA2というゲームで走った(?)ことがある。けっこうアップダウンのある難しいコースだと感じたが、一方で、天候が雨になることが多かったように記憶している。
ポールはロッシ。やっぱりロッシかという印象。レースは、スタート直後にマックスが転倒。やっぱり雨だなぁ。まずはセテが先頭に立って逃げようとするが、そんなに差を広げることができない。一方で、前回ラクナセカで勝ったニッキーは早々にリタイヤ。メランドリも転倒だ…と思っていたら、先頭のセテまで転倒リタイヤ。波乱の展開と言えばそのとおりだが、個人的には興を殺ぐ展開。
レースはロッシとバロスがトップ争い。その後ろにスズキの2台、ロバーツとホプキンスが続く。この4台の後ろからエドワーズ。トップはホプキンスになったり、バロスになったり。遅れ始めたと思ったらホプキンスも転倒。これでトップグループが4台に。22週目にロッシがトップに立つと、一気に差を広げるというよくある展開。バロスが2番手、ケニーが3番手のままラストラップに。ロッシはそのまま余裕の1位。2位争いは、ラストラップでケニーが前に出て久々の表彰台。バロスは3位。やっぱりロッシは強いなぁ。