ホントのことを言わない人たち

裁判の準備書面や供述調書、証人尋問の模様を見聞していると、いかに人間とは本当のことを言わないか、換言すればウソをつくか、ということがよく分かる。証拠が残らないものについては言いたい放題。自分に都合の良いことを言うだけならまだしも、平気で自分に都合の良いストーリーを組み立てる。
朝日新聞がネタを振りまいたNHKの問題にしても、これまで見るところ、どちらのサイドにも明確な証拠はなく、単なる主張と伝聞のみ。当事者の誰それがこう言ったから報道が間違っている…というのは、あまりにもナイーブ。もちろん、新聞が書いているんだから本当だろう…というのも、最近は新聞が正確なことを報道していると思っている人は以前に比べると減ってきているとは思うが、それもナイーブ。
これって、裁判になったとしても、明確な証拠は出てこないような気がする。