Pianoteq4の音がいい件について

我が家では、20年以上前に買ったヤマハのPF-80という電子ピアノ*1を使っている。音源は、内蔵音源ではなく、MIDIで繋いだローランドのSC-88 Proのヘッドホン出力をPF-80に入力して鳴らしている。
さすがに古いので、新しい電子ピアノでも買おうかとも思うのだが、この古いPF-80、機械的には問題ない。一方、内蔵音源はもちろんのこと、SC-88 Proについても、音はいかんせん、どうかと思う。
では、音だけでもアップグレードしようと思って調べてみると、最近はハードウェア音源は流行らなくて、PC上でのソフトウェア音源が主流らしい。そして、サンプリング音源とモデリング音源というものがあるということも分かった。
とりあえず、モデリング音源で、デモ版を用意してくれているPianoteq4*2をダウンロードして試してみることにした。
使用機材は、MacBookEDIROLのUM-1XというUSB MIDIインターフェース。
まずは、Pianoteq4のデモ版をダウンロードしてインストール。PF-80とUM-1XとMacBookを接続後、Pianoteq4を起動すると、インターフェースが見つからないと怒られる。UM-1Xのドライバをダウンロードしてインストール、再起動後にPanoteq4を起動すると、今度は成功。サウンド出力をヘッドホン出力に指定して、以前と同様PF-80に入力すると、簡単に音が出た。
いろいろと試してみたのだが、音は劇的によくなっているし、演奏と発音のタイムラグも感じない。ユーロ安なので、直販で購入するのもありかもと思ってしまった。

*1:当時のMIDI対応の88鍵の電子ピアノのなかでは安かったから買った。

*2:特定の音が出ないのと、20分連続して使うと音が出なくなるという制限がかかっている。