大正解

ミアシャイマーの本のこと。
まだ半分ほどしか読めていないのだが、とてもよい本だと思う。
最初の2章ほどは、理論の話で抽象的でもあり、ちょっと大変だったのだが、具体例がどんどん出てくるようになると、いちいちなるほどと思わせられるものがある。以前読んだナイの本でも、リアリストのことは触れられてはいるが、リアリスト本人の著作なので、そういう意味だったのかと理解できることが多々ある。
これが5,000円ちょっとで読めるんだから、いい世の中だ。
本当は、買うときに5,000円の価値があるのかどうか不安だったのだが、今となってはそれは全くの杞憂だったと断言できる。