開き直るのもほどほどに

NHKで、470万円の着服事件があったんだとか。で、その職員は懲戒免職になったようだが、その言い分がふるっている。なんと「給料以上に働いている」んだとか。つまり、今回のNHK職員は、自分の仕事振りを自己評価して「給料以上に働いている」ことをもって、不正行為の正当化を主張したということになる。
話は変わるが、いわゆる「成果主義」がでたらめなもので、一部のコンサルタント会社が儲かっただけで、導入した企業は散々な目にあったようだ。失敗の原因はすでに本にもなっているが、基本は主観的な自己評価にあるのではないかと考えている。
主観的な自己評価はあてにならない。主観的な自己評価に基づく行動の極端な例が今回のNHKだろうと思う。