原典

以前、仕事関係者の中で「先憂後楽」が唱えられるようになったことがある。その内容をよく見てみると、自分には「後で楽ができるよう今は苦しいけどがんばろう」って意味にしか読めなかった。なので、この「先憂後楽」運動のスポークスマンであった知人にホントに意味が分かっているのかと聞いたところ、実は分かっていなかったことが判明。更に言えば、その言葉を使い始めた上の方の人間も、分かっていなかったことになる。この手の言葉の意味が変わってしまうことは多い。よく引き合いに出されるが、「情けは人のためならず」だってそうだ。
最近話題の「愛国無罪」にも原典があるとは知らなかった。
http://plaza.rakuten.co.jp/boushiyak/diary/200504170002/
勉強になるなぁ。でも、いま中国で「愛国無罪」を叫んでいる連中にとっての「愛国無罪」の意味は、すっかり本来の意味とは違っているんだろうと思う。