追加

昨日の続きになるが、こんなのもあった。

4月11日付・よみうり寸評(読売新聞)
(前略)◆デモはインターネットの反日書き込みで拡大、暴徒化した。天安門後の愛国・反日教育で育った世代の行動だ。これを「日本に責任」とは責任転嫁も甚だしい。中国の古典はそのことを戒めている◆〈君子は諸(これ)を己(おのれ)に求む。小人は諸を人に求む〉――中国四千年の知恵は今いずこ。

これもいいね。自分に対する警句にもなっている。何しろ、仕事の失敗は人のせいにするのがストレスを溜めないコツだからなぁ。
しかし、隣国との関係が簡単にこじれてしまう理由は、当たり前すぎて今更言うべき事でもないのだろうが、たぶん主張すべきことを主張しないからだろう。本来隣国に対して主張すべき立場にある組織・人はこれまで一体に何をしてきたのか、人のせいにするだけではダメだろう…って、これも自分に対する警句だな。
ちなみに、もっと脊髄反射的で感情的な文章も考えてみたのだが、人に感情をぶつけるより、自分の行動を反省する方が先だろうと思い直した。昔はもっと瞬間湯沸かし器的なところがあったのだが、歳だな。