発見

失せ物、落とし物、忘れ物で見つからないとあきらめてしまうことが多い。斧を湖に落としたときのように、誰かが水の中から登場して、お前の落としたのはこの金の斧か…とか聞いてくれるのならともかく、普通はそうはいかない。ところが、海に沈んだものは、大きな物で場所が分かっていれば、比較的簡単に見つかるようだ。タイタニック戦艦大和、そして今度は伊-401潜。まるで、ローレライの宣伝みたいなタイミングだな。
戦艦大和や伊-401潜が作られた60〜70年前の日本は、ある突出した分野では世界の最先端であったことは確かだろう。それは、もちろん軍事ということになる。特に、飛行機と軍艦かな。島国だったので戦車はダメだったと認識している*1。民生分野を含めて考えると、当時の日本は、木造平屋建ての家が並ぶ中に、高層ビルがドカーンと一棟だけ立っているというイメージかな。何しろ、自動車の運転が特殊技能だったんだから推して知るべし。
一方で、当時の米国は、マンハッタンに高層ビルが林立して、自家用車が走り回っていたわけだから、所詮戦争しても勝てるわけはなかったんだろうと思う。何故それでも戦争に突入したかというプロセスは、それはそれで慎重に考えなければならない。最近は、隣国がやたら挑発してくるからね。

*1:過去の反省を踏まえたのか、今の90式のレベルは高いようだ。