USB接続オーディオキャプチャーケーブルを購入した件について

引っ越しをするときに荷物を整理していて、古いカセットテープがあることを確認していた。音楽系では既にCDを購入し直したものも多いが、それ以外ではCD化などされていないものもあり、これはデジタル化して残そうと思った。具体的には、大昔のラジオドラマ、今は鬼籍に入った名人の落語といったところかな。

カセットテープの中にはドルビーNRがかかっているものもあるので、所有しているドルビーNR対応のカセットデッキを使う前提で調べたら、よさそうなものを見つけた。SANWAで扱っているUSB接続オーディオキャプチャーケーブル。ソフトもついているのだが、残念ながらWindows対応とのこと。

こういう時にはMacBookに構築してあるBootcamp環境を使えばよいと割り切って、購入することにした。

で、入手してマニュアルを見ると、Audacityを使って録音するようになっている。メインマシンであるMac miniにはAudacityはインストール済み。じゃあUSB接続オーディオキャプチャ―ケーブルを実際に接続したらどうなるのかを念のため試してみた。

結果は使える! Audacityからは、USB接続オーディオキャプチャ―ケーブルはUSB PnP Audio Deviceとしてちゃんと認識されている。録音も普通にできる。録音ができれば、Audacityの機能を普通に使うことができる。

ということで、わざわざMacBookのBootcamp環境を使うまでもなく、OS Xでカセットテープ音源のデジタル化ができましたという話。環境は、Mac mini(late 2012)、El Capitan、Audacity2.1.3、といったところ。特に変わったことはしていない。面倒なこともなくメインマシンで作業ができるのはとても楽なり。