湿度について

これまでのところ、湿度は概ね40%から60%の間に収まっている。 以前住んでいたところは、鉄筋コンクリート造りの集合住宅の1階で、そもそも湿気がすごかった。20年ほど住んでいて、最後の3~4年はエアコン暖房だったが、その前の灯油ファンヒーター暖房の頃はあっという間に湿度が80%以上になってしまい、除湿器が必需品(常時稼働)だったが、それでもアルミサッシの結露はひどかった。エアコン暖房に切り替えても、若干マシになった程度だった。引越しのために荷物を出した後は、結露と湿気によるカビがすごいことになっていた。 なので、湿度にはとても気を使うようになってしまった。 引っ越してきて住んでいた建て直す前の家(借家時代)は、築40年ほどで、断熱も何もない家で、湿気云々よりも、暖房を使わないと戸外とほとんど同じ温度になってしまうところが問題で、湿度は問題にならなかった。 仮住まいのアパートは、さすがに最近の建物で、エアコン1台(暖房能力4.2kW)で、ほぼ冬を乗り切ることができた。結露は、アルミサッシのとことにちょっと出ることがあって、毎朝点検して結露があればふき取っていた。アルミサッシでは結露が避けられないということは、この仮住まいのアパートで実感した。 12月に入って寒くなった。今日の最低気温は4度。それでも朝の室温は、前日の就寝時に暖房を切った状態のままで18度。湿度は50%ほど。エアコンをつけると、45%まで低下した。樹脂サッシ(LIXILのエルスターX)は冷たくもないし、結露もない。アルミサッシとの違いははっきりしているようだ。 今の家では洗濯物は基本的に室内干しだが、家全体の湿度が低くて室温がそこそこあるので、乾燥が早いらしい。洗濯物を干すと湿度はリビングよりも高くなるが、それでも60%程度。室温はリビングより1~2度は低いが、湿度が低いという事実がこういうところ(洗濯物が早く乾くということ)にも現れているということだろう。

暖房について試行錯誤を開始した件について

11月になって、さすがに夜は暖房を使うようになってきた。 生活の拠点であるLDKは20畳ちょっと。吹き抜けは、リビングとリビング階段の2か所あり、2階でつながっている。吹き抜けとリビング階段の部分の面積はトータルで10畳程度。体積としてはトータルで30畳分ほどの空間を温めることになる。 この暖房すべき空間は、トポロジーみたいな見方をすれば、ドーナッツ状になっている。そして、リビングの天井にはシーリングファンがついている。 最初は、あまり考えずに、エアコンの暖気をまんべんなく吹き出すような設定にしていたのだが、あまり暖まらないような気がした。 上記のように、温めるべき空気がある空間をドーナッツと考えれば、その中を暖気がぐるぐる回ればよいのではないかと考えたのが下の図。 エアコンの暖気は、赤い矢印方向(ダイニング・キッチンの方向)に向けて吹き出し、リビング階段の吹き抜けから2階に上がる。2階に上がった暖気は、リビングの吹き抜けのシーリングファンで下向きに吹き降ろすようにする。これでドーナッツ状の空間の中を暖気が循環するようになるだろうと考えた。 一般的に、冬のシーリングファンの風向きは上向きにするようだ(と、シーリングファンのマニュアルに書いてあった)が、ドーナッツ状の空間で暖気を循環させるため、セオリーとは逆の向きにしている。 これで効果があるかどうかは、まんべんなく暖気を吹き出していたころよりマシかなとは思うが、本当のところは本格的に寒くなる年明けに分かるだろう。その時になって、別の方法を試すことになるかもしれない。 なお、寝るときにエアコンとシーリングファンを切れば、暖気が上がって2階の寝室が暖まる(寝室のエアコンを動かさなくてもよい)というエコ(ケチとも言う)なことも考えている。

ここからはまた違う方向の話になるのだが、上で暖房すべき空間は30畳ほどと書いたのだが、本当はもっと広い。 我が家では、トイレと洗面所の引き戸は基本的に開けっ放し。トイレとユニットバスの扉は使うときだけ閉めるというスタイルで運用している。なので、リビングのエアコンはこの部分のスペースも合わせて面倒を見なくてはいけないことになっている。そのほかに1階に用意してある寝室(現状は荷物置き場)とウォークインクローゼットも基本は開けっ放しなので、実際には+15~6畳分も温める必要がある(ただし、1階寝室にはエアコンを設置してあるので、必要があれば使えばよい。)。 これまたトポロジー的に言うと、2個のドーナッツが1点でくっついて、8の字状の空間になっている。概念的には下の図のようになるのだが、赤い円が2か所の吹き抜けを経由する縦方向のドーナッツ、青い円が1階だけの横方向のドーナッツだ。 今のところ、夜間に設定温度23度でエアコンを動かすと、ダイニングでは20度程度。就寝時にエアコンを切って、朝起きると18度ほどになっている。寝ている6時間ほどの間に室温は2度下がる。外気温は、最近では10度を切っている。この温度低下の評価は正直なところまだできない。これも年明けにならないと本当のところは分からないのだろうと思う。ただ、室温が18度なら、朝の出勤準備とかで動き回っていると、暖房の必要はない。 なお、起床時に、リビングと洗面所には1~2度の温度差があり、洗面所の方が低い。たぶん、エアコンを切るときの温度差がそのまま響いているのではないかと思う。 以下続報。

スピーカーを設置した件について

引っ越しして3ヶ月経過して、ようやくアナログオーディオ用のスピーカーをちゃんと設置した。 スパイク受けを厚さ13ミリの御影石のプレートの上に置いて、スパイクを使って乗せてある。 スピーカーは、DALIのROYAL TOWAR。 御影石のプレートは30cm角で、近所のホームセンターで1枚498円。裏がざらざらでフローリングの上に直接置けないので、ダイソーの30cm角の「ピタッと吸着マット」を貼り付けて使っている。サイズもぴったりで安上がりなり。